介護職ではさまざまな施設で勤務することとなりますが、その中には極めて労働環境が悪いブラック施設と呼ばれるところもあります。
ブラック施設で勤務していると体力的にも精神的にも常にキツイ労働を課せられるのでなるべく避けたいところです。
ブラック施設に見られるいくつかの特徴を確認しておきましょう。
ブラック施設であるかどうかは面接時の面接官の態度でも確認することが可能です。
面接官はその施設で勤務するといずれ上司となる人物です。
そんな面接官の態度がとても高圧的だったり、逆に無気力だったりする場合は人格的に問題があります。
上司の人格に問題がある企業というのは労働環境があまりよくないケースがほとんどです。
そして採用のされ方でもブラック施設かどうかを判別できることがあります。
通常採用が決まった場合はこちらの勤務可能な時間帯などを確認し、各ヘルパーのシフトを確認して人員を割り当て直すなどいくつかの作業があるので採用をもらってすぐに勤務を開始することはありません。
ところが、面接でまだ一つ二つしか質問していないにも関わらず、勤務できる日や時間を聞いてくる場合もあり、その施設は注意したほうが良いかもしれません。
すぐに勤務できる日時を聞いてくるのはとにかく人員が足りないからシフトを回せないので誰でもいいから働いてほしい、という気持ちになっているからです。
人員が不足しているということは何らかの原因で労働環境が極めて悪く、辞めていく人が多いという証拠です。
採用されるのは嬉しいことですが、あまりに簡単に採用される場合はよく考えて返事をしたほうが良いでしょう。